戦後、西嶼坪嶼へ行った日本人は皆無に等しいらしく、僕がその第一号になったかもしれない。現地の台湾人らに「日本人だ」「日本人が来たぞ。しかも一人で」の旨を何度も言われた。
この海域の有人離島では、この島が一番簡単に釣れていた印象です。

西嶼坪嶼(Siyuping)の基本情報
「西嶼平嶼は干潮時は船が接岸できず、満潮時に接岸する島」というSNSコメントがあったがデマです。実際に僕が行った時は、満潮じゃなくても上陸できました。他の港と異なり、船の先から港へ飛び移る形ですがこれは日本でもよくありますし。
2025年時点でも1人住んでいた。近年は3人いたらしい。以前は数百名は住んでいたようだ。
日本の空き家問題をはるかに凌ぐ集落跡がその島には今もあった。ここは野生の山羊が多い。警戒して逃げていく。日本の鹿児島のトカラ列島みたい(悪石島・中之島・口之島)。
西嶼坪嶼(Siyuping)の集落や風景
僕にとって優先度高いのは西嶼。同日に両方へは上陸できる船がないのでまずこちらに行きました。
昔は病院もあったようだ。この病院の入り口は大量のサボテンで覆われていて侵入不可だった。多い時には数百人住んでいた。



【youtube動画は動画up後にここにリンクが貼られます。2025年春訪問済】
西嶼坪嶼(Siyuping)へのアクセス
現地にツアー会社(東福-東嶼坪阿福家)があるので手段は複数ある。ただこのツアー会社は東嶼がダイビングのメインとしている。西嶼には宿泊施設はないので日帰りになる。
【小型船】 往復約3000円でした。乗船できるかはその日の天候と、乗客次第。台湾国籍が優先されます。そのため満席だと乗船できません。パスポートは提示を求められた。他の船では提示は求められず、番号を乗船名簿に書いて、だけだった。担当者によって対応が異なるようだ。
馬公港の港
↓約1時間半
西嶼坪嶼(Siyuping)の港
乗り場には看板が1つもなかった。その辺にいた人に片っ端から声をかけて教えてもらった。
翻訳ツール使って。googleの翻訳アプリはオンラインでも誤ったものが多くて、度々役に立たなかった。
手書きのメモが一番スマートなやり方でした。
親切な台湾人たち
僕に声をかけられた台湾人男性が、出港までの40分、その後西嶼に上陸するまでも長らく僕の面倒を見てくれました。
彼は東吉へ行くので僕と同じ方面だったけど、西嶼には下船したことがないから彼自身でも周りの人に聞きまくってくれていた。
「パスポート用意して」「お金払うよ」とか色々細やかに気を遣ってくださった。ここでも改めて深くお礼を申し上げます。
しかも彼の昼ごはんと思われるシーフードヌードルスープまで僕に譲ってくれた。
お礼できるものを持ち合わせておらず、申し訳ございません!
西嶼で復路の船を待っている間に少し食べました。美味しかったです。


西嶼坪嶼(Siyuping)も他離島も樹木が乏しく日陰はほぼない
そもそも島めぐりって日焼け覚悟の場所なんでシミシワ気にする人にはそうそういけません。僕は行くけど。行かない方が人生で後悔するから。


数年前までは3人住んでいた
現在は男性1人が住んでいる。それと山羊が大勢おり、僕を警戒して取り巻きに見ていた。


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【僕、Ira (アイラ)について】
a)Singapore在住の漫画クリエイター
b)親族:シンガポール&マレーシア&日本人の3国籍
c)約430島へ漫画取材済
d)神経発達症(ADHD & ASD)精神科医診断済
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