7カ月で330島を取材。Singaporeに住むManga Creator

【Singapore】結婚式・挙式情報。慣習の違いを知り異文化を楽しむ:マレー系編

本websiteは一部にプロモーションを含みますが、記載されている情報はその影響を受けておらず、忖度無しの立場で制作し公開しております

中華系の結婚式情報は別記事参照ください。

本websiteは中年世代のみの実例ではなく20代~の世代の特徴や文化が主に反映されています。「昔は○○だった」も、今との差異としてお楽しみください。

この記事の作成者

はこまる君

Ira (アイラ)
(1)Singapore在住の漫画クリエイター
(2)2023-2024年:約400島へ漫画取材一人旅 → 最短記録樹立者
(3)人間関係・SG在住時:98%がSingaporean
     ・JP在住時:90%がJapanese

本website掲載の写真・動画、引用元記載のない文章の著作権はIraにあります。Ira以外の者による使用や転用は一切認めていません。AI学習用素材としての使用も固くお断りします。

目次

服装指定(ドレスコード)

新郎新婦による

本例のように、頭と腕を服で覆っていない人もいます。参加する先の宗教によりけりなので都度確認。男性陣はこの写真の通りthe普段着でOK。スニーカー上等。

女性は顔と手以外は全て隠す服装になることもある(写真の手前にいる女性のような)。が、シンガポールでは「規定ないんで普段着でどうぞ」がスタンダードです。おしゃれ着仕様の必要はなく本当に普段着で十分です。新郎新婦の家族たちはおしゃれ着傾向です。

日本のように「ドレス着なきゃ。新しいの買おう、レンタルで借りよう」という結婚式周りの余計な出費ビジネスがここにはありません。色は黒色の人が結構多いです。ここも日本みたいに「花嫁は白色。ゲストは白色禁止」もありません。写真の人のようにグレーとかアリです。

マレーシアで開催されている場合はネイル禁止かもしれないので男女共に事前に要確認か、除光液で落としておこう。

招待状

SNSで呼ばれる。オリジナルの動画が届き、開催地と参加料、参加希望回答のQRコードがその動画で紹介されます(最後の画面はQRコードで締めくくられる)。

手紙は、今30代のシンガポール友人でも受け取ったことがあるそうなので(香港の学友から)、まちまちと思われる。開催の1カ月前とか1カ月きってから連絡がくる。数カ月前からという余裕のあるスケジュールではないかもしれないがこれも人によると思う。

開催場所

・HDBの1階共有スペース、HDBの駐車場1階のスペース  ※イベントブースのような場所
・レストラン貸切  ※ホテルの中にあるレストラン。日本の披露宴のような感覚
・自宅 ※

が一般的。最も多いのはHDBでの開催。たいていファン(大型扇風機)が複数備え付けられているので熱中症の心配はありません。しかし基本屋外なのでモンスーン時期以外はやや蒸し暑いかも。11月以降の涼しい時期になると街中で毎週のように結婚式が開催されている印象が僕にはあります。

開始時間~終了時間は中華系同様「役割」による

2日間貸切にして日曜を本番で、土曜が準備日。一日に集中するのはかなりハード。
1)受付・他手伝い:午前には現地入り。終了は18時以降
2)ただ食べるだけ(いわゆるゲスト):午後に来て2-3時間だけ滞在する

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本事例はHDB1階での開催。内容は準備する人目線のものです。
ゲストとして呼ばれた場合は、周りの真似をすればいいだけ

STEP
1日目8AM
現地設営開始。大きい布を壁等に飾りつけ・受付周り準備。テーブルや椅子は金曜の夜に用意していることもある

とりあえずBGM流しながら作業してる

STEP
1日目昼 自分らで料理を作ったり持ち寄ったり、会場設営

食材はshopeeで当日届いたり近くのスーパーへ行ったり、各自持参してきたり色々の模様。多くの料理は日本人には辛い味付けである。

用意しているビュッフェ会場で通常の食事を食べる。大きなゴミ袋を用意して紙皿やプラスチック食器類をまとめて入れてHDBのゴミ捨て場所にもっていく。床を汚したら水で清掃する。

車を会場外でスタンバイさせてる。この飾り付けされた車は花嫁を迎えに行く際に使用。本例ではBMW。BMWでなくてもよい。「レンタカーか、親戚知人のもってる車の中で高級車があればそれ借りる」感じである。

STEP
1日目 午後

前述の続き

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2日目 朝 ケータリングの飲食物が届く・スタッフがくる(手配した場合)

前日の続き

BGM流しながら作業する。ゲストは昼前までにはやって来ている。ご祝儀を受付で受け取る。

車で花嫁迎えに行く

STEP
2日目 昼

昼ご飯以降常に料理はあるので何かしら食べてる。新郎新婦のスピーチはない。準備が少なくていいね。

昼ご飯が終わった後から6PM頃まで各自の出し物が続く(アコギで演奏しつつ歌う、子供達がダンスする等)

STEP
2日目 夕方

6PMをすぎると出し物は終了し、ゲストは帰る。お手伝いさんたちが会場を片付ける。ゴミはHDBのゴミ捨て場に持っていく。テーブルと椅子も指定の場所へ返却する。

同居人(Singaporean)

結婚式の準備自体は半年以上前から計画開始してるけど、当日も意外と忙しかったね(手伝い経験あり)

ご祝儀

ダイソー等で購入するポチ袋でもいいし、銀行や店からもらえる袋でもいい。日本のように細かく気にしなくていい。

色の指定もない。

金額

シンガポールの場合はマレーシアで開催される結婚式のご祝儀よりも相場が高いです。マレーシアのノリでシンガポールでご祝儀を渡してはいけない。

マレーシアで友人プライスが約2500円ほどだとするとシンガポールでは約20000円ほど。単純に1桁足すわけではないようだ。この辺りは新郎新婦の社会的立場とか色々あると思うので他のゲストに前もって確認してたほうがいい。

  • 友人:200 $
  • 家族: 未確認(家族ならば身内に聞くのが一番です。日本同様、家庭によります)
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ちなみにトイレは近所のショッピングモールで借りたり・・・場所によりけり

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・SGD(シンガポールドル)と日本円のレートは、断りがない限り、2023年10月時点の1 SGD=110円 を用いています

Ira
manga artist
【人物】島国Japan出身。島国Singapore在住。鹿児島生まれ。
【学歴】修士号:知的財産マネジメント
【資格】知的財産アナリスト(コンテンツ)・知的財産管理技能検定2級 他
【研究テーマ】民俗学のフィールドワークを日本海外で実施中の学生。
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