プラナカン陶器最安値販売の工房。Thow Kwang Pottery Jungle

プラナカンが好きな人にお勧めの場所です。築約85年になるドラゴン窯はシンガポール最古かつ唯一稼働しているものです。内部は1300℃に達します。

【Thow Kwang Pottery Jungleの変移】
・1940年に建設。家庭用品や工業用品の大量生産が主目的だった（カップや植木鉢等）
・現在はコミュニティスペースに発展。

オーナー夫妻はホッケン語とシングリッシュを話します。会話難易度高。

しかしオーナー夫妻ら以外のスタッフらが通常店番だったり、作品づくりで誰かしらいるので英会話対応可能と思われます。

2024年の２月と９月の計２回訪問したのですが

９月に行った時はめっちゃさびれてました。

奥にあった１００個近い展示は全て別部屋に山積みにされ（屋根はあるが風はあたる。窓がない）、巨大展示品は他商品で隠れてしまい、２月に見た、おしゃれでゆとりあるレイアウトは皆無。

男性職人さんがいらっしゃいませーノリで話しかけてこられたので「ここ閉店するんですか？」と尋ねました。

男性職人「閉店しないです。中国に商品を輸出する都合で商品を屋根の下に集めているんです」

そうですか。

出荷用に梱包されている商品以外もだいぶ集められてるのが気になりました。何度か出荷するのかな。

伝統的な薪窯（ドラゴン窯）

ここには伝統的な薪窯（ドラゴン窯）があります。龍窯内の温度は1,300 ℃。

2020年6月、トウ・クワン・ドラゴン窯はSingaporeの国家遺産委員会から「"The Stewards of Singapore’s Intangible Cultural Heritage Award"(シンガポール無形文化遺産管理委員会賞)」を受賞されています。

ワークショップは要事前予約必須。年２−３回しか開催されません。スタッフに確認するしかない。

基本的に陳列されている陶器は全て売り物。

Pottery Jungleの基本情報

Pottery Jungleへのアクセス

SingaporeのWESTエリアにあります。チャンギ国際空港はEASTエリアです。チャンギ空港からの場合公共交通機関で約２時間半。

例：オーチャード駅を始点の場合。約１時間２０分

Pottery Jungleの入場料

無料です。受付なし。正門と裏門があります。僕が行った日はモンスーン時期の土砂降りで、一番近かったのが裏門でした。正門は水溜りだらけでいずれにせよ通行できなかった。９月の乾季に行った時は裏門閉鎖されてて、正門から行きました。

Pottery Jungleのトイレ

無料で使用できます。裏門入って右手の屋内です。ここにも陶器前面推しのユニークなレイアウトトイレ！細部までのこだわりが素晴らしいです。トイレはきれいに清掃されていました。好印象です。

Pottery Jungleには化石の展示もあります

「俺はプラナカンに興味ないぜ。もっと古代の時代のものが見たい」ってお連れ様には化石の展示でお楽しみいただけます。詳細は動画参照。写真では硯と思われるものをこちらで掲示します。無造作に置いてあります。

飲食店は大学のフードコート（徒歩圏内）

NTU(Nanyang Technological University)にはフードコートがあります。ここPottery Jungleでは飲み物とアイスは販売されています。いわゆる食事を楽しみたい人はNTUにも足を運んでみるといいかもです。

大学なので料金は高くない。学生寮は関係者以外立ち入り禁止（カードもってないとドアが開きません）。