If you want to read this in a language other than Japanese, click on the flags in the upper right corner of this screen
2018年以降にSingaporeで永住権(PR)を得た人の特徴
2018年頃からシンガポールでは永住権取得が困難になっています。付与基準は非公開ですが、日本人への付与率はかなり低いです。Singaporeの民族からみてマレーシアと中国人は人種が近い。ので彼らのほうが付与される確率が日本人よりはるかに多いとは界隈でも言われていますし、実際そうだろうとも思います。
2018年以降にSingaporeでPRを得た人々の共通点(筆者の知人・友人)
全員に共通するのは「配偶者がSingaporean。かつ、配偶者の卒業した大学はNUS(シンガポール国立大学)」
はい。これだけです。
2018年以降にSingaporeでPRを得た人々の特徴(筆者の知人・友人)
個人が特定されないよう、複数名の特徴を分けて箇条書きにしています。巷のコンサル企業や個人が発信している情報とは大半が異なっていますね。
- Singaporeanとの間に子供がいない
- 英語を全く話せない
- 英語も中国語も話せる
- 大学を卒業していない
- 無職
- Singapore滞在歴1年程度
- 大企業勤務なし
- Singaporeで起業したことがない
- 会社で役職に就いたことがない
- 知的財産権(特許・商標・意匠)を有していない
- 国家資格を有していない
- 30代後半
これらPRをgetした人々は、ビザ申請についてコンサルタントへ依頼していません。
Singapore政府は各ビザの申請に必要な情報を公開しています。もし不明な点があれば電話で問い合わせることも可能です。
「Singaporeで3年以上は就労ビザで勤務経験があったほうがいい」「35歳がラストチャンスかもしれない」と現地のコンサルタント達は日本人に対し言いますが、実態と異なっているようです。
筆者の知人・友人達の特徴をみるかぎり、長期滞在ビザや永住権を得るためにコンサルタントへ依頼する必要はなさそうです。
実際にPRを得た人を参考にしたほうがよっぽど有益ではないでしょうか。
Singaporeanとの間に子供がいる日本人がEP申請で却下という話も聞いたことがあるね。何年もSingaporeで働いていたそうだけど。
Singaporeは出入国管理やバックグラウンドチェックの機能が優れているので、そこも心配ありません。
「俺はSingaporeでこういった取り組みをし実績もあります。今後益々発展間違いなしです」という自分のポートフォリオ次第ですかね。なんだか日本社会の「何年も働いているけど実績はとくにありません」という社員への会社の評価を見ている気すらします。給与下げられるやつ。
2017年以前に私が初めてSingaporeを訪れた時、ツアーコンダクターの人が「Singaporeに住むには資産が数億円必要です」と案内していました。PRのことを指していたのだろうと思われます。今は数億円程度の投資では得られません。ビルゲイツ並みの世界規模と業績が必要なくらいです。
PR付与対象者は「Singaporeへの貢献度」
Singaporeで数年は勤務していないと永住権を得ることは難しいとインターネット上で日本語で書かれていることが多いようですが、そんな前提は実際ありません。彼らに悪意はないのでしょうが、都市伝説で片づけていいかと思います。株価の今後の予測を言って外れているのと似たようなものくらいの感じにすら覚えます。
Singaporeでの勤務年数を評価ポイントとした場合、時間対効果が薄そうな印象が実例からよみとれました。
近年は芸術領域でも評価されていますが、PR付与の対象となる基準は高そうですし、正直謎です。国際的な評価を求めているそうですが・・・。 応募のタイミング次第なガチャな感じです。
少なくとも2018年以前に永住権を得た日本人の情報は2022年以降ほぼ参考にならないようなものなのでガン無視でもいいくらいです。2022年頃にSingapore在住の某youtuber日本人が永住権を取得していましたが彼の配偶者もSingaporeanです(公知情報)。
免責事項
・当サイトのコンテンツ・情報について、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
・本blogに掲載されている商標は各商標権者に帰属します。本website・その他資料等に記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。なお、本文および図表中では、「™」、「®」は明記しておりません。