一般的にエージェント経由での契約です。
賃貸物件探し・契約編
property agents review
property agents reviewというwebsiteを活用するのが一般的です。
エージェントが大勢登録されています。いずれも利用者によるレビューを確認できるので、エージェント選択の判断材料の助けになります。エージェントは何かしらの企業に所属しており個人で活動している人は稀です。犯罪を行ったエージェントも過去いますが、所属している会社に報告せず依頼者から代金を受け取った等らしいです。
不動産探しに限った話ではありませんが、シンガポールでは「Call / Whatsapp / Message」での連絡が主流です。少なくともWhatsappはインストールしておきましょう。プリペイドの番号でも登録可能です。
エージェントを介さずオーナーと直接契約も可能だが、めったに案件がない。また、詐欺事件も発生しているので会社(エージェントが所属している)を通したほうが無難の印象。
エージェント選択後
あなたの希望する地域、予算、間取りに近い物件をエージェントから紹介してもらうかご自身で探してエージェント経由でオーナーへ連絡してもらいます。内見予約です。連絡したその日のうちに内見可能だったりします。
内見はお早めに!
少子化社会とはいえ、外国人の方が居住者の多いシンガポールでは不動産の供給が不足しています。契約成立まで短期スパンの傾向です。内見は速やかに行きましょう。内見したその日に契約され、情報公開1日目で終了することも少なくありません(実際あった)。
内見予約が多いのは土日祝です。多くの人は平日に仕事をしているためですね。平日テレワーク等でスケジュール調整ができる人ほど有利ですね。ちなみに外勤のご主人の代わりに奥さんが子供連れて内見しに来ていることも日本同様ありました。
エージェントと現地合流し内見する
オーナーも現れ内見開始。5分程度で終わる傾向です。長居してはいけない訳ではないですが長時間居られる雰囲気はありませんでした。日本みたいに「この家は~」等PRしてくることはなかったです。エージェントとオーナーは立ったまま世間話しています。平和だな。戸建の場合はさすがにもっと内見時間を要しますがHDBやコンドミニアムなら短時間で終了です。
たいていその場で結論をだす
決断の早さに定評のあるシンガポール人達
契約書をインターネット上で締結
エージェントから連絡があります。火災保険の契約をします。
エージェントに代金を支払う
支払い方法はいくつかありますが、エージェントの指定する銀行口座宛に振り込みました。
代金は契約年数に応じて次の通りです
・1年契約:1カ月分の家賃
・2年契約:2カ月分の家賃
その他:エージェントとの連絡時間帯や頻度
エージェントとは夜10時頃でも連絡がつくことが多いです。「最近出産したばかりなのー」というエージェントさんの場合は初めての子育て奮闘中でもあり、連絡がやや遅かった印象でした。が遅くても24時間以内には連絡がきました。急ぎの案件の場合はさすがにスピーディーに対応していただけます。
「シンガポールの賃貸契約は一般的に2年」と言ってる日本人(シンガポール在住ファイナンシャルプランナー)をインターネットで見かけましたがそんなことはありません。
1年単位で契約できますし、2年契約は僕の周りの友人知人にはいません。
2年契約のメリットがあるとすれば、その2年契約の間にオーナーによって家賃を上げられるリスクを回避できることでしょうか。
シンガポール人が2年契約する場合は”子供の教育のためにこの学校へ通学させたい””家賃の固定費用が大きいがどうしても実家を出たい”の理由が大きい印象です。でも子供をもつ家庭は大抵家を購入するので、賃貸を選択するのはごく少数派のようです。
以前シンガポール国内で数名駐在員の人と会ったが、1年単位契約だったな。コロナ前は2年単位契約の割合が多かった印象。
業界職種にもよると思うんであくまでご参考まで。
売買編は下記記事を参照ください
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・SGD(シンガポールドル)と日本円のレートは2023年10月時点の1 SGD=110円 を用いています