島好きな僕は、シンガポールという島国に現在住んでいます。この国は自動車で約1時間半もあれば1周できる国土です(日本の淡路島に近いサイズ。奄美大島の約80%)。
この規模ゆえ、走行する自動車の台数に制限設定を行う必要があります。日本という(広い)島国には無い制度です。
2030年以降にSGで新しく登録できる自動車は、クリーンエネルギーモデルのみとなります
COE (Certificate of Entitlement) とは
COEとはシンガポールで登録する全車両に必要とされる車両所有権証書のことです。自動車台数を制限するために導入された証明書です。
車を購入する際に必要となります。あくまでも購入の際に必要な証書なので運転手には求められていません。有効期間は10年ですがその後更新は5年単位だそうです(所持している家族からの話)。
この証明書の価格推移情報参照先(motorist.sg website )を参考にしました。
富裕層の外国人達がより自動車を保有希望し価格が高騰している状態。
これでシンガポール国内を走行する車の数も減少すればいいけどまだ実感はないです。
現状でも、道路渋滞は日本の那覇よりかなり少ないよ!!
シンガポールで生活するのに自家用車は必要?
通勤で必要とする人はいるかもだけど「なくても交通網が発達しているし不要」が一般的。
ジュロンエリアへ通勤する人はもってたほうがいいかもです。デスクワーク系以外のひとはバイク通勤が多い印象。
”富裕層しか自家用車を所有する財力がない”くらいの煽り記事を見かけますが実際そんなこともないです。一般家庭も自家用車は保有していますし、普段の生活費をシンガポール政府からサポートもあります。コロナ前までに自家用車を購入済の人が多いですが、僕の周りの若者世代シンガポール人らは「車所有しなくても移動できるし。あればあるでいい」程度です。
シェアリングエコノミーがシンガポールでも一般的なので所有の気持ちは低い
親や兄弟が車を保有していたらそれを借りる。
車じゃなくても「日本の大学院に留学するのに、冬服を従弟から20着くらい借りた」ってシンガポール人が僕の友人に実際います。シェアの概念はイベントだけでなく日常の衣類まで!(これはすでに2018年頃にはこの概念を僕の友人で確認済)。
高齢化社会シンガポールですが、高齢者は55歳から「バスの一律運賃優遇」となるカードを申請し死ぬその時まで使用できます。しかもその身分証の顔写真は20年近く経っても55歳当時のままだ。
僕の長期滞在ビザも顔写真は申請当初から更新無し。新しい顔写真提出したのにね。ゆるいところゆるいねシンガポール。写真提出意味ないじゃんか!
車がなくても交通網も充分だし、毎日のように事故がおきているのでむしろリスク回避したい
実際、自家用車がなくても十分生活できます。バスを利用するためのgoogle mapに問題がありません(下記関連記事参照)。
固定費削減がスマートな暮らしにも繋がります。オーチャードにある戸建エリアでも車をもたない家族が住んでいました。見栄張ってまで車を所持することはないそうです。運転時のリスクも減ります。事故を起こす側にならずに済みます。シンガポールでは運転が荒い人たちが多く「毎日どこかで交通事故が起きている」と言われているレベルです。
日本という「非常にバス情報が乏しい国」に比べたらシンガポールのバスは非常に便利なインフラです
シンガポールのバスも運転手不足である
ご存知でしょうか、シンガポールでも日本同様にバスの運転手が不足している実情があります。しかし当面はバス減便はなさそうです。ちなみに運転手はシンガポール国籍以外の労働者やシンガポール人と様々だそうです。
運転手によっては運転が荒かったりしますが、車に酔いやすい僕ですら未だシンガポールのバスで酔ったことはありません。ので今後もシンガポールのバスを活用していきます。
シンガポールに移住する前に一応酔い止め薬を大量に購入し持参してきました。が一度も出番なしです。
つまり、住みやすいスマートシティってことだ
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