Singaporeで労働ビザを得るために修士号は有利に働いたか
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修士号は何の役にもたたなかったです
海外の労働ビザでは専門性を求められる
私は修士号を取得しましたが「Singaporeでは優位性を得ませんでした」の一言です。MBAだとどこの大学院か、は専門性の証明の補足として評価されるかと思いますが、Singaporeの大学や、どういった大企業でどういった実績があるかのほうがはるかに重要に思えた転職市場でした。
はこまる君Singapore国立大学でMBAを取得した30歳くらいの日本人と2017年にお話しましたが、2015年頃のSingaporeで求人がなくて日本へ帰国したとのことでした。外国の某著名大学も卒業されている人でしたがSingaporeの就職が難関だと感じた事例。2015年以前に行っている日本人らは特段苦労がない世代の方々と一部現地では評される傾向です。彼らの当時の話は今はあまり参考にならないかと。
職歴が数年でもある人、管理職経験のある人は現状時間に余裕があるなら修士号への選択ではなくSingaporeでの転職活動のために動いた方がいいです。年々ビザ発行要件が厳格化しています。求人の職種はかなり固定されているので、それに向けて最短ルートを進む方がよさそうです。
採用の優先順位（僕調べ）
- 就労ビザ付与条件に該当していること（むしろ絶対条件）
- 年代と給与（年齢ごとに最低給与額があがります。給与が高い、を理由に採用を見送られやすいのが外国人。Singaporeanの雇用が優先です）
- 職務経験の長さと専門性
- 速やかに就労を開始できること（転居を伴う場合はせめて２カ月以内。ただし医師など人数制限のある職種は１週間ですぐ移住している話を日本の医者からも何度か聞いた。希望者が多く代わりがすぐ見つかるからとか）
はこまる君と、現地のエージェントさん達も言ってた
労働ビザ付与の条件（学歴編）
学歴社会であるSingapore。職歴と同じ領域で、せめて修士号を得ておいたほうが解雇されにくいかなと思い一応修士号は得ました。私は専門職の職務経験があります。今のところ、取得して何の効果もありません。Singaporeに在住した状態での応募であれば、採用に対し効果はあるのかもしれません。
そもそもSingaporeでは大学院よりも学士が労働ビザ付与の基準になっています。繰り返しますが私は前述の通り、解雇されにくいかなの動機です。Singaporeは世界で最も解雇しやすい方整備の国ですよ。米国ではありません。
Singaporeでは大学を卒業したばかりの新人を雇用する求人はかなり少ないです。職歴が５年以上であっても英語を堪能に話す欧米人、他アジア人らの方が市場価値がありました。
はこまる君余談ですが
大学院の入試面接で志望動機を尋ねられた際に「Singaporeで就労ビザを得るのに学士よりも修士の方が得られる確率があがるためです」と素直に答えてました。脳筋。
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