410島取材済。世界初 国際島漫画(JP & SG)

【2024年完全版】シンガポール人との結婚&LTVP配偶者ビザの申請手続き【1】

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LTVP審査に通過しなかった人が、僕の家族の元同僚で実際います。

何が原因だったかは行政側は情報開示には応じないので、審査で落ちると再度通過の可能性はよほど心当たりが無い限り困難に思えます。

シンガポール人を配偶者にもつ外国人はシンガポール全体で約5%しかいません。就労ビザの手続きを記事にしている転職企業、学生ビザの手続きをインターネット上で掲示している学校は多くあります。けれどLTVPは体験者が少ないのと実態の手続きの情報開示も多くはないためか、記事があっても個人の体験談の内の一部でしかありません。多くは日記型記事のためです。それを基に業をしていない。僕もだけど(漫画クリエイターです)。

それと行政書士のHPなのに手続き内容が実態と全く合致していないという恐ろしいインターネット情報が存在するのも事実です(それ読んで手続きしちゃった人はその行政書士を管轄する組織の窓口へ何かしら報告したほうがいいのでは?これについては後述します)。

 つまり第三者にとって再現性が低いということです。

そんな中途半端情報では、検索者も困ると思うので本記事にまとめます。

この記事の作成者

はこまる君

Ira (アイラ)
(1)Singapore在住の漫画クリエイター
(2)2023-2024年:約400島へ漫画取材一人旅 → 最短記録樹立者
(3)人間関係・SG在住時:98%がSingaporean
     ・JP在住時:90%がJapanese

本website掲載の写真・動画、引用元記載のない文章の著作権はIraにあります。Ira以外の者による使用や転用は一切認めていません。AI学習用素材としての使用も固くお断りします。

目次

シンガポールのLTVP基本情報

LTVPとは

 長期訪問パスの一つシンガポール国民と結婚してもシンガポール政府から永住権(PR)付与はありません。結婚し子供がいようが永住権が得られないままの人もいますし、そもそも申請しない人も実際にいます。

 ちなみに永住権も更新手続きが必要です。LTVPの更新手続きタイミングは「属性によって異なる」です。3年の人もいれば1年の人もいます。2021年頃までは「初年度は1年で次回は2年分の有効期間」でしたが、2024年最新情報では「初年度から3年の人もいれば1年の人もいる。属性次第」これが正しいです。1年だからといって劣っているのではなく、子供の有無や、シンガポール配偶者と同居している期間等項目があるためです。海外出張で家を不在にすることの多い人は1年となっても不思議でもありません。

 ただ、申請と登録手続き共に費用が発生するのでコスト面で差異はあるのがデメリットといえます。申請は現時点で200$です。

LTVPホルダーであることを証明する時

 2023年2月下旬から「デジタル」に完全移行し、フィジカルでの証明書は発行を終了しています。例えば銀行や入国時、警察官から提示を求められたら「Singpass」でログインした画面を提示します。インターネット環境が必要になりますがもしオフラインとなった場合でも提示できるようにICAからLTVPの承認が下りた際に必ずスクリーンショットで保存を複数のデバイスにも行っておきましょう。

LTVP申請時に大切なこと

所要期間

 LTVP申請者あるあるですが、ICAへ手続きを一日も遅延せずストレートに手続きをしても日本国籍者がシンガポールに短期滞在可能な期間を超過する傾向が散見されます。1カ月超過です。

 大切なことをもう一つ言います。土日もICAは稼働しています。土日に審査結果や次のactionの指示がメールで届きます(LTVP手続きに限らず)。1日でも早く次の提出物を対応してください。

入国審査官に偽装結婚を疑われ連れていかれることがある

 多くの人はシンガポールへの片道切符で申請しに来ます。その際にICAから得ている「申請中であることの証跡」のメールを入国審査官に提示しても「ちょっとこっち来なさい」とレーンの一番右のさらに端にある「保留の人たちが集められるオープン型待機椅子」に連れていかれることがあります。こればっかりはその時の入国審査官次第です。入国審査官ガチャです。もしそこに連れて行かれたらあなたの婚約者(シンガポール人)へチャンギ空港のwifiで発信し、入国審査官と直接話してもらってください。電話じゃなくてLINE通話でもoKです。コミュニケーションがとれればツールは問われません。それで通してもらえます。「なんだったんや!」って感じですが。他にも駐在員の奥さんと思われる人とかこれから就労開始する人とかがたいていこの場所に連れていかれる模様。ガチャ次第で。ネタにするっきゃないよ。

LTVPの手続きで誤った情報を流布している大阪の行政書士がいる

 大阪に事務所住所のある行政書士のHPで「シンガポールで婚姻手続き後に日本側でも婚姻証明書を役場に提出する」旨を手続きの流れとして書いてますが、それ誤った情報です。役場に問い合わせましたが「求めていません」の回答でした。必須では全くありません。実際日本へ帰国し再度住所登録する際に役場の人に尋ねてみるといいです。必須とは言われません。

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ちなみに出国時にシンガポール住所を詳細に書いても戸籍謄本では
「シンガポール」とカタカナで一言書かれるだけです
これで問題ないそうです。有事の際に親族が僕を探そうとしても住所はわからないんですね

 それと

 アポスティーユ認証も必要といってますがそれも全く必要ありません!!!

 僕は元々弁護士先生たちと常日頃話す機会が多かったので気になりました。「この情報おかしいな」と思い、僕自らシンガポールにある日本大使館に問い合わせました。はい、これも誤った情報でした。なぜ誤情報をあたかも「必要」と誤解させるように載せるんでしょうね大阪行政書士会に問い合わせたら教えてくれるのかな?

シンガポールの日本大使館事務員さん「アポスティーユは必要ありません」二度言ってくれました。

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返金制度あり、となってるけどそんな制度使用しない結果が本来当然の
専門職の仕事である

消費者金融へ過払い請求しかほぼ委任業務をやってない事務所を連想しちゃうよ。最近はさすがに減ったか。

LTVP申請から承認までの流れ(約3カ月)

 この他労働許可も併せて申請する人が一般的(無料)です。クリスマスや旧正月を挟むと約3カ月コースです。

立会人によっては「馴れ初めから今に至るまで、そこんとこ詳しく」と対面求めてくるのでシンガポール人が現地でお茶することになる

 偽装結婚防止の一環らしいです。立会人曰く。

具体的手順・書類(多くの日本人が間違えるであろう項目)・続きは
別記事に書きます(【2024年完全版】シンガポール人との結婚&LTVP配偶者ビザの申請手続き【2】)

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・SGD(シンガポールドル)と日本円のレートは、断りがない限り、2023年10月時点の1 SGD=110円 を用いています

Ira
manga artist
【人物】島国Japan出身。島国Singapore在住。鹿児島生まれ。
【学歴】修士号:知的財産マネジメント
【資格】知的財産アナリスト(コンテンツ)・知的財産管理技能検定2級 他
【研究テーマ】民俗学のフィールドワークを日本海外で実施中の学生。
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