朝食のビュッフェが評判良いので宿泊しました。
クリスマスシーズンなのに部屋を無料アップグレードしてくれた
一人旅だけどシングルルームがなかった（か満室？）ので、スーペリアダブルルームを予約してました。今回の旅で２番目に高額だったのはこの宿泊費用です（朝食込）。後述する強盗バトルの話をフロントで世間話でしたためか、同情してくれたのかもしれません。１５時チェックイン早々に行ったのも良かったかな。
Zagrebの民泊を出発しバスに乗る
Splitでは晴れたけど、それ以降は毎日曇りのクロアチア。
約30kgのスーツケースを引きずり、バスターミナル周辺を3kmほど散歩した。荷物預かりする場所見当たらない。
バス乗車券をバスターミナルで購入し、バスでZagrebのセントラルエリアへ移動。トラムの乗車駅までは途中乗り換えなし。Zagreb到着場所には、小屋があった。これがバス停の目印のようだ。
Zagrebのセントラルエリアでトラムに乗り換え
ここで強盗に遭うことになる。どの駅で乗ったかは覚えてないけど、この小屋のバス停近く。
バスとトラムの乗り放題券はこれです。
クロアチアのトマムは日本の電車の倍以上に乗り場との高低差があります。重い荷物じゃ無理だと悟った。
何度か試すがスーツケースをトラムに載せることができない。
そこで手伝ってくれたのが、強盗犯４人組でした。手伝う際に別の一人が僕の服のカバンを開けてました。
僕が気づいてすぐ閉め、スーツケースを人質にとられた状態でトラムバトル開始です。
こんな外見の４人組が強盗犯です
多分１０代後半の不良少女たちなんですけど。人は外見で判断しちゃいけないっていうけど、あからさますぎやで。
パンク・ロックファッションが好きなだけってわけじゃなくて、４人揃ってこの格好やで。
友達コーデにしては違和感あるわ。
強盗のグループコンビネーション技を披露された
披露されても嬉しくねェ！
４人相手で、２人にそれぞれ片腕ずつ抑えられて、１人は周囲からの目隠しで立ってて、残る１人で貴重品を盗るというグループコンビネーションでした。動きが初犯じゃない。何度もやってる奴ら。
一度撃退したんですが再度やられました。
強盗撃退法
保証はしていないので、参考まで。
１：一撃必殺信条
（鹿児島の「チェストー」と叫びながら攻撃に全振りする描写が漫画にあったりします。おおむね、それは示顕流です）。
示顕流・・・1人で大勢を相手する戦国の剣術の一つ。初太刀に一撃必殺を込める。先手必勝の鋭い斬撃が特徴の薩摩武術。
今回クロアチアでは示顕流の、刀なしバージョンを、素手で無意識に勢いでやりましたって感じです。
つまり誰でもできるね。
２：財布は小銭を多くいれて重くする（1kgはある）
これいいですよ。毎回ヨーロッパではこれです。
盗られた瞬間にすぐに気づけます。
盗った相手も「想定外」の重さなので隠しきれなかったり、ぶ厚くてポケットに入らない。
僕は小柄な日本人で一人旅、かつ30kg近い重いスーツケースを持ち運んでいたのもあり狙われやすかったと思われます。
このときケープタイプのアウターだったんす。なので服の内側に貴重品いれてても、無理やり手つっこんで強盗されるという。アウターはきちんとフロントもしまらないとあかんわと思いました。
夏はどうすればいいのか知らんけど。
日本に帰国後、こういったアウターはメルカリで売った。
face防御力って大事だな
強盗バトル後
欧米人のリアクションって僕ら日本人の日常では見られない仕草が多いですよね。
僕は上記方法で、腕組んでた二人をふりほどいて、盗った主犯格に一撃いれて取り返しました。
再度相手のコンビネーション技がきたら勝ち目なかったんですけど、僕も大声で叫び始めたんで他の乗客らが気づき始めたのと、この強盗犯らがまだ若かったためか「失敗しちゃった⭐️」な前記画像のような表情とポージングを僕に披露してくれました。
その光景に僕は一瞬意識がとびそうでしたね。
日本の日常で、強盗がそんなポージング取るってこと、そうそうないからね。
強盗犯４人組は次の停車駅で下車しました。後腐れないのか、わりとさっぱりして下車してました。こっちに挑発行為もなかった。スケバンか？
天使現る
この一連のバトルの最中、1m以内の場所でずっと楽器演奏してるおじさんいたんすけど、彼は見て見ぬ振りしてました。このクソがァ。
僕が強盗犯撃退して、トラムの角に背をむけてスーツケースで防護壁を作って警戒し続けてました。強盗犯下車後、このおじさんは「えっと、気を取り直して別の曲にしよう」的なセリフを多分クロアチア語で他乗客に呼びかけてました。彼の足元には小銭投げてもらうための箱。ぜってぇ銭投げねぇ。
あと数駅で、今日宿泊するホテルの最寄駅です。極度の警戒でだいぶ疲労感が続いてる中、後光がさしてるブロンドヘアの１０代少女が僕に英語で話しかけてきました。
後光がさしてる少女「こんにちは。クロアチア人みんながさっきのような人たちばかりではないの。気を悪くしないですね。どうかこの後も良い旅を」
天使きた。(・ω・)
けどまだ信用はできない。後光がさしている人は僕の人生で何度かみてきて、裏切られたことはないけどさっき強盗にあったばかりだからな。(・ω・;)
天使にお礼を言ったつもりが、日本語なまりがつよかったためか伝わらず。
後光がさしている少女「えっと、ごめん、言ってることがちょっとわからない」
すいません。
最寄駅到着。腕の力入らず自分のスーツケースをおろしたいのにおろせない。
天使が笑顔でスーツケースを地面に下ろしてくれました。
その後天使は僕に笑顔で手を振り続けてくれました。 (^ ω ^)ノ ))
マジ天使！！！
Esplanade Zagreb Hotel
パープルとイエローのインテリアデザインが好きだったのもありスーペリアダブルルームにしていたのですが、無料のアップグレードで部屋別カラーのインテリアになりました。クリスマスシーズンのホテル内装はこのような感じです。
ヨーロッパのクリスマスって雰囲気でてます。素敵です。シンガポールのクリスマスはホテル内部でこんな感じであるけどなにかちょっと違うね。
クリスマスマーケットに向かう（King Tomislav’s Square）
今回の旅のメインであるクリスマスマーケットに向かいました。
またトラムを使わないといけません。厳重装備し、いざ出陣。
Zagrebačka katedrala（ザグレブ大聖堂）
大地震で一部倒壊し2024年現在まだ補修中。僕は大地震前に行ってたので全体を撮影できました。
翌日はスロベニア共和国へ入国
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