防空壕・シェルターがあることの看板(クリアファイルに紙が挟まっているレベルで、きちんとした看板ではない)
この時点で、いい意味で緩さを感じられた。緊張感は、皆無。

また、メディアによるイメージ誘導なの?
2025年2月下旬、台湾の澎湖(ポンフー)諸島で中国籍船員らが台湾の地下ケーブルを切断した事件が発生。中国籍船員ら8名を台湾当局が連行したニュースが報道された。
僕は台湾の澎湖(ポンフー)諸島に約2週間滞在中でした。
連日島めぐりをするためにここに来たのに。中国のせいで僕らまで行動制限が発生するのか懸念していました。
が、僕が話した現地の台湾人たちは、台湾有事のことを特に気にしてもいなかった。
台湾人「シェルターなんてここには、ないよ。あるの??政府から何も知らされていないよ」
台湾人「避難訓練すらしたことないよ。台湾本島の人はしたみたいだけど。地震の避難訓練は毎年1回、子供たちは学校でやってるよ。」
ホテルの従業員「シェルターがこのホテルにもあるらしい、です。場所は全く知りません」
避難経路を存ぜぬホテル従業員。台湾政府の情報ではこのホテルにもシェルターがあるとのことだが、実際にこのホテルの地下に行ってもトイレしかなかった。


確かにシェルターへの入り口は見当たらない。トイレの奥に隠し扉もなかった。廊下に隠し扉があるのかな。
有事の際に外国人も利用できると台湾政府は発表していたけど、実際はそんな運用も現地で対応できるかは不明な印象だった。
台湾人「飲食物がシェルターにあるかもわからない」
台湾有事の際の避難先を知らされていない澎湖の台湾人たち
台湾人「学校か公民館だと思いますけど、地下がないんでどこに逃げてもそんな変わりないかと思います」
台湾本島よりも中国に近い澎湖諸島。現地は日本以上に平和的であった。
海底ケーブルが切断された際も島内放送などはなく、ニュースで知ったレベルだったとのこと。
日本で台湾有事への危機感などが連日騒がれているが、ここ澎湖では各所でも見事にそういった話がないほど気にしていない生活だったことが判明した。
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【僕、Ira (アイラ)について】
a)Singapore在住の漫画クリエイター
b)親族:シンガポール&マレーシア&日本人の3国籍
c)約430島へ漫画取材済
d)神経発達症(ADHD & ASD)精神科医診断済
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