これが悪石島Tシャツだ
この記事の作成者
Ira (アイラ)
(1)Singapore在住の漫画クリエイター
(2)2023-2024年:約400島へ漫画取材一人旅 → 最短記録樹立者
(3)人間関係・SG在住時:98%がSingaporean
・JP在住時:90%がJapanese
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2023年の日本土産を親父殿(シンガポール人)へ複数購入しました。この悪石島Tシャツはそのうちの1つです。中二病と誤解されがちなデザインですが、これは悪石島の認知度がまだまだ低いが故です。数年後には日本の島で最も著名な島Tシャツという位置づけにデフォルメしていることを期待しましょう。これを読んでくれたあなたも今認知してくださいましたね。ありがとうございます。
シンガポール人は赤色を好む傾向があるので、親父殿へは赤色の悪石島Tシャツをチョイスしました
初めて鹿児島県でこの悪石島Tシャツを見かけた時は僕もびっくりしました。けど二度目からは見慣れました。そう、人は順応する生き物です。ちなみに鹿児島市と悪石島以外でこのTシャツを着用している人を僕はまだ見かけたことがありません。鹿児島本島で僕が悪石島Tシャツで歩いてたら小学生の女の子に「背中に”悪”って書いてあるー」と指さされました。素直すぎ。その後3度その女の子とは町ですれ違ったので(というか僕の行き先々にいた)、僕が不審者に間違われないかが気掛かりでござった。
シンガポールで僕がこのTシャツを着てても日本のようになんか陰口ぽいことを言ってこられることはまだないです。シンガポール人がよく着ているTシャツも謎デザインが多いですしね。その中の一つでしかありませんね。
親父殿(Oyaji dono)について
親父殿の趣味は手料理です。外食することの方が圧倒的に少ない。レトロな調理器具を大切に今も使っている。写真は蒸し器です。シンガポール風茶碗蒸しを作ってくれました。
沖縄伝統菓子「ちんびん」。このミックス粉がなくても簡単に材料は揃いますが、2023年に那覇のホテルで1カ月近く滞在していたのでスーパーマーケットに行った際に購入した次第です。ホットプレートではこのパッケージ写真のように焼けましたがフライパンでは失敗しました。
NUS絡み(僕の周りのシンガポール人はNUS関係者の割合が最も多い)
彼は、シンガポールのNUS(National University of Singapore)の学生寮で学生たちをサポートしていた職務経験をもつ、中華系シンガポール人男性です。そして彼の子供もNUSを卒業している。僕が親父殿と出会ってから数年が経ちました。彼は英語と中国語とマレー語を流暢に話し、読み書きも可能。
彼は定年退職後、孫の面倒を見たり、totoを購入するのが最近の日課のようだ。僕とは会うたびにtotoの話題になる。親父殿はtotoで○○○万円当選したり毎月金運が良い人です。”親父殿”のニックネームは僕がつけたが当の本人は日本語がわからないので、このニックネームの由来も意味も実は彼は知らない。しかしながら最近「沖縄」と「鹿児島」の日本語を覚えてくれた様子。
親父殿と
悪石島とは
日本の鹿児島県にある有人離島です。鹿児島本土か奄美大島からの船が唯一の交通手段です(南北行き各週2回)。トカラ列島に属します。人口は約70人。小中学校が1校あり、僕は2023年に取材しました。生徒は島留学の比率が高いです。悪石島の女性と移住者男性が2023年にこの島で挙式を行い、その際に悪石島小中学校の体育館で開催されました。寮があり朝晩は寮で食事し規則正しい生活をするのはトカラ列島の他6島と同様。
悪石島Tシャツ
素材は速乾性、軽量、耐久性ありと申し分ありません。合理的なシンガポール人が大好きなシャツといえます。
サイズ表記はメンズ。なので日本の平均女性の場合この商品はSサイズ一択になります。お腹が大きい人でもMサイズで十分です。僕は細い体形なのでSサイズでもかなりTシャツが余っています。
同売店には悪石島ツナギ(4500円)も販売していますがLLサイズのブラックしかありませんでした。ツナギはモスグリーンもありますがこれは販売されておらず、島民限定仕様のようです(現在製造もされていないようだ、と宿のオーナーが言ってました)。帽子は調整がききますがフリーサイズのみです。帽子は子供には大きいサイズ。この帽子を着用している人は見かけたことがありません。