日本よりも立入禁止の島数がシンガポールは多いですが、地上では警告パネルや鉄格子があるので「間違って入ってしまった」ということにはなりません。むしろ入れたら物理法則完全無視の超能力者キャラです。
島外からの撮影禁止の島も複数あるので気をつけてください。ちなみに日本の東京の硫黄島でも自衛隊施設は撮影禁止です(2023年に硫黄島へ行った船旅で案内がありました)。
この記事の作成者
Ira (アイラ)
(1)Singapore在住の漫画クリエイター
(2)2023-2024年:約400島へ漫画取材一人旅 → 最短記録樹立者
(3)人間関係・SG在住時:98%がSingaporean
・JP在住時:90%がJapanese
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日本だと立入禁止の掲示がそもそもなかったりする
あっても目立たなかったり一時撤去されてたり
日本にも関係者以外立入禁止の島があります。例:島の所有権者がおり敷地内通行禁止・自衛隊基地。
ヨットなど船舶をおもちの人は普段から各島を回っているので勘所や情報をすでにおもちのことと思います。
地元の住民が「毎回ここの通行禁止の看板や目印を動かすのは手間なんだよね」とそれらをその場から動かしてることがあったり、看板すらそもそもなかったりと多種多様な我が国日本。
日本の工場離島といえば
広島県の契島(ちぎりじま)だね。FF7のミッドガルのモデルのような。FFは実在の場所をゲームの舞台になんだかんだしてますよね説ありますね。
さて、契島ですが、以前は船の乗船口に瞬間的なら足を置いてもよかったようだけど、不法侵入者が続出したことから最近は関係者以外一時下船も不可になったようです(僕が訪問した時期にはすでにこれでした。秒で「はい着岸、離岸!」な)。
岡山県にある黄島(きじま)は
某宗教法人の方々が所有者です(島全体かは、僕は登記簿まではお金払って確認しないので存じていません)。
2023年、公報窓口に問い合わせたところ、居住者は0だとお返事がありました。
有人島が民俗学調査対象なので今回は見送りましたが、今後有人島になった時には再度連絡してみる次第です。畑があるらしい。
シンガポールでは黄島のような宗教法人所有の島は僕は知りません。あくまで僕調べですが、個人に島は所有させていないと思われます。一般人の住む家も99年後には原則政府へ返還です。
立入禁止の島一覧
- Tekong Island(テコン島)
有人離島だが軍施設があるため島には上陸できない。ただ、近くの海でカヤックに乗り釣りをすることは許可されているらしく、民間のツアーで島の近くまで行けるらしい(「テコン島へ行き、訓練生たちに挨拶をしましょう」とまでツアー内容に記述されている) - Brani Island(ブラニ島)
沿岸警備隊や税関の施設がある島。2023年現在は立ち入り禁止だが、セントーサ島が手狭になったことで開発計画がブラニ島をセントーサ島の延長とする工事が進行している。2040年頃には一般人も立入可能になるかもしれない。
そしたら有人島に属性変更だな、ブラニ島よ。 - Jurong Island(ジュロン島)
シンガポール西部にある大規模工業地域。業務関係者のみ立入可能だが撮影禁止等厳重エリア。望遠レンズでこの島を撮影することももちろん禁止。 - Bukom Island(ブコム島)
ヨット保有者かチャーター船で来ることができる島。撮影禁止区域があるエリア。Pulau Ularとは陸橋で繋がっている。Pulau Hantuが海を挟んで向かいにあるのでセットで行く人が多い。トイレ完備。 - Sudong Island(スドン島)
google reviewにシンガポールジョークが書き込まれており訪問できそうな印象をうけるが、実際ここには空軍関係者しか原則立ち入りが許可されていない。空軍滑走路。 - Pawai Island(パワイ島)
RSAFの実弾射撃演習場。ここも軍関係者のみ上陸可能らしい - Senang Island
ここも軍関係者のみ上陸可能らしい。爆音がすごいらしい。ばくおん!! - Sebarok Island
石油貯蔵施設があり、業務関係者のみ立入可能。 - Pulau Jong(ジョン島)
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学術研究目的等で上陸申請し、政府許可が下りれば可
- Seletar Island
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関係者以外立入禁止だが清掃活動参加(10S$/1人)でカヤックによる上陸可
- Semakau Island
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ゴミの焼却場があり事前の工場見学に申し込み、かつ自身でここまでのフェリーを予約すれば上陸可能。2023年は最低15人の団体ツアーしか受付していないが2024年からは個人参加もできるか調整中らしい。その上フェリーの乗船代が約6万円-10万円するので個人参加する人はル●ーダの酒場ならぬシンガポールのClarke Quayの酒場へ仲間を探しに行った方がいいかもしれない。
ちなみに僕Iraの周り(シンガポール人)では参加希望者0人の状態です。誰も興味ないって。そもそも島に興味ないって言われてます。そうなると僕は他団体客参加がある日を狙って同じフェリーに乗船交渉させてもらわないといけないという、とにかく工場見学までのハードルが異様に高い。日本の長崎の某離島にある見学ツアーは交通費がもっとローコストだぞ!!
「ここで夜勤することもあるんですか?」「休憩時間は床で雑魚寝ですか?」「食事は毎日いろんなメニューがあるんですか?」とかここの従業員さんに尋ねたいの僕だけのようだ。
シンガポール軍施設の他に、工業エリアなどテロのリスクが想定されるエリアは原則立入禁止です。目印は「侵入者は●口を向けるぞ」の警告イラスト。シンガポールでは街中でも度々見かける機会があるので「行けばわかる」というやつです。
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