7カ月で330島を取材。Singaporeに住むManga Creator

Singaporeの騒音トラブルは日本以上。警察へのホットラインがあるけどデメリットの方が大きい。報復受ける覚悟の人だけ使うが現地常識らしい

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 シンガポール人は騒音へ受容が大きいと主張する日本人がいますが、そうではなく「他人を変えようとしないで自分自身で対処しろ」が子供の頃から教わっている背景、の方が正しいかと思われます。けど「うるっせぇな」と感じると屋外へ出て行って注意しにいく行動力も彼らにはありますよ(何度か見かけたことある)。日本人は「他人に迷惑をかけないように」と教わりますがこの国ではそういう教えは聞かないとシンガポール人は僕に語った(悪い意味ではなくて)。禁止行為は掲示されている程度。

この記事の作成者

はこまる君

Ira (アイラ)
(1)Singapore在住の漫画クリエイター
(2)2023-2024年:約400島へ漫画取材一人旅 → 最短記録樹立者
(3)人間関係・SG在住時:98%がSingaporean
     ・JP在住時:90%がJapanese

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目次

騒音の当事者が外国人かシンガポール人かで解決期待は大きく異なる

 シンガポールは慢性的な住宅不足の国です。外国人は退去を命じられると、最悪ビザ剥奪や国外追放のデメリットが大きいため警察やオーナー指示に従う傾向があるだけです。彼らの多くは賃貸物件に住んでいます。一部富裕層は売買物件。

 シンガポール人の多くは賃貸物件ではなく売買物件に住んでいます。上記のようなデメリットはもちあわせていません。僕も売買物件に住んでいます。不利なのは僕になります(日本国籍もち)。

 インターネットで「騒音トラブルはホットラインすればいい」と書いている日本人がいますが、ちょっと待ってください。その騒音の当事者は外国人ですか?。もし当事者がシンガポール人ならリスクの方が大きい可能性があります。僕がインターネットで見かけた「ホットライン推奨している日本人」のケースは当事者が外国人でした。シンガポール人を想定した提案になっていませんので、過去多数おきているリスクをご存知ないのだろうと思われます。これまで騒音トラブルを通報することで加害行為が増えてる実例はシンガポールのニュースを検索してもやまほどでてきます

築年数が古いと騒音が聞こえると主張している日本人がいるけど

それも違いますね。築年数が古いコンドミニアムの方が逆に音が聞こえなかったりします(僕体験)。

僕は築年数5年以内の浅い物件に住んでいますが、築20年以上の物件よりもめっちゃ上の階の音や声が聞こえてきますよ。日本語じゃないから会話内容がわからない程度。

ホットラインは背水の陣・・・ではないかも

ホットラインを行うとデメリットの方が大きい、がシンガポール人の認識にあるそうです。僕の同居人はシンガポール人ですが「これこれの理由でお勧めしない」と丁寧に何度もホットライン反対意思を僕に示しています。
デメリットや想定されるリスクは以下の通り

想定されるリスク

報道された実例
1:通報者の玄関を卵を投げつけ汚す
2:通報者の玄関をウンコで汚す
3:騒音悪化(逆ギレ行為)
4:通報者の家の扉を掴み、怒鳴りながら扉を前後に激しく動かす(かつ家の中を覗き込む)
5:他通報者への加害行為

騒音トラブルで2024年は殺傷事件も・・・

2024年の1月に騒音トラブルをおこしていた60代男性が、隣家の40代女性をナイフで殺害し、彼女の息子も切られる事件がおきました。シンガポールの法律ではこの加害者はおそらく死刑だろうとシンガポール人らはみているようですが、具体的に被害者と加害者の間にどのような騒音トラブルのやり取りがあったのかは今後情報が明らかになっていくものと思われます。

シンガポールでトラブルがおきたとき例えば日本人はどう対応しているのか

賃貸物件であれば、まず貸主への苦情申し出。
賃貸借契約書(ルームシェアの場合は最低限のハウスルールしかなく多くは日本人にあわないので注意)に基づき、違反者はオーナーから退去を命じられます。

係争案件もアリですが日本よりも弁護士費用のチャージ代金が高い印象があります。弁護士は担当分野しかやらないので場合によっては複数との委任関係が必要になるケースもあります。

シンガポールのホットライン

シンガポールの市議会の規制に基づき、共用エリア (つまり、空のデッキ/リンク ビルディング) は、社交行事 (例: 結婚式、誕生日パーティーなど)、死別 (例: 葬儀、通夜、追悼式典)、宗教行事などの目的で予約できます。 (例: 7番目の月祭りの夕食/祈り) ケンドゥリへ。各町会の規約により、※騒音迷惑行為となる行為は午後10時30分以降は禁止となります。午後 10 時 30 分から午前 7 時頃まで騒音が続く場合は、警察ホットライン 1800-2550000 に電話して警察に連絡してください。

*活動には、1) テントやステージの設置、2) テーブル、椅子、家具の配置、3) あらゆる形式の増幅された音楽や音声の演奏、4) 会場付近での麻雀、サッカー、またはその他の騒音を発生させるゲームのプレイが含まれます。

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動画で証拠を警察へ提示必要になります
あと現場で実際に騒音を確認してもらう
案件によては警察来るまでに騒音が続いているかどうかって感じですな
音楽以外だと騒音の波が激しいからとにかく動画必須

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・SGD(シンガポールドル)と日本円のレートは、断りがない限り、2023年10月時点の1 SGD=110円 を用いています

Ira
manga artist
【人物】島国Japan出身。島国Singapore在住。鹿児島生まれ。
【学歴】修士号:知的財産マネジメント
【資格】知的財産アナリスト(コンテンツ)・知的財産管理技能検定2級 他
【研究テーマ】民俗学のフィールドワークを日本海外で実施中の学生。
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