【2023年12月:Singapore】図表まとめ”Singpass”の登録タイミング・手順・基本情報

2023年12月2日2023年12月14日

本websiteは一部にプロモーションを含みますが、記載されている情報はその影響を受けておらず、忖度無しの立場で制作し公開しております

(2023年11月23日付Singpassの公式サイトの更新が有りました)

Singpassのアカウント登録のポイントは２つ
・「アカウント利用開始まで要する日数」を２パターンのうちどちらを選択するか
・公共機関からの郵便物を、銀行・株式口座開設等に転用する予定があるか
です

Singpassの概要

Singpassとは”シンガポールの政府技術庁が管理するオンラインサービスの名称”です。シンガポール居住者は生活で毎月のようにこれを使用する機会があります。就業ビザ等長期滞在ビザを得た後に作成可能になります。to do listに含めておきたいものです。

電子ID、個人認証システムを備えているシステムであり、2,700 を超える政府および民間部門のサービスへこのSingpass経由で双方安心して使用できます。管理は政府技術庁 (GovTech。2016年設立)です。

そもそも登録できる属性の制限やオンライン以外の登録手段もあるので、登録手順の案内は後述します。最短手段はオンラインではなく対面式です。

このサービスをオンラインで使用するにはオンラインアカウントが必要です。Singpassは2023年11月28日時点で約420万人以上のユーザーがおり、毎月約4,100回もの取引が行われているそうです。ただ、住民100％が活用しているわけではありません（デバイス機器操作が苦手な人もいる等）。が、オフライン手続きがオンライン分の全範囲のサービスを対応しているわけではないのでオンラインアカウントを作成したほうが無難です。例えば某SIMcard企業のように店舗をもたない店も2023年にみかけました。

※島ネタ：観光客向けの場所でも使う機会のあるSingpass。シンガポールのセマカウ島へ行くための予約でも必要です。

はこまる君

もはや現代のSingapore通行手形

Singpass(online)のトップページは上記画像です（本記事作成2023年12月2日時点）。上記画像の著作権はシンガポール政府に帰属します。

画像・情報引用元：Singpass top page

はこまる君

セマカウ島にある工場見学申込の他、個人の所得税申請や支払い等にも使用します

Singpass対応言語

Singpassは英語、中国語、マレー語、タミル語の 4 言語に対応。日本語は非対応ですが、英会話スキルが日常会話レベルもないまま永住権付与の恩恵を受けてシンガポールに住んでいる日本人・外国人も実際少なくないんで。翻訳機があればより生活しやすいです。

"Singpass図表まとめ"

Singpassのアカウントを取得できる人物属性は大きく３つです

属性情報
年齢	15歳以上	15歳以上	15歳以上
国籍	シンガポール国民	シンガポール永住者	外国識別番号(FIN)所有者¹
内訳			・雇用パス（Employment Pass）又はPersonalised Employment Pass保有者・Entre Pass保有者（就労ビザ）・Ｓパス（S Pass）保有者・Dependant Pass保有者・一部の Work Permit保有者

Singpass交付申請フローチャート

前述の通り、手続き全体が短いのはオンライン申請ではなく対面式です。これは住所登録の時も同様の所要日数です。駐在や家族の就業ビザでシンガポールに移住する人の場合はその勤務先企業の住所宛がデフォルトになっています。

「パスワードを他の人が間違って開封するリスクがこわい」人はSingpassの申請１週間前までに住所変更をICAで行うか、オンライン申請ではなく対面式を選択します。

働く人

「１週間」の目安が早まって、数日で済むことはあるの？

親父殿

ほぼ、無い。過去いくつも行政手続をしてきたが早まった試しはほぼなかった。日本は早く済むことがあるけどシンガポールはそうではない。「最長○○日/週」の目安通りでスケジュールをたてておいたほうがいい。むしろ申請内容に不備があると遅れるのでご留意ご留意

対面式は「singpass counter」でGoogle map検索ください。複数あるので最寄りのカウンターへどうぞ

flowchart TD id1([交付申請者])--対面申請即日対応-->id2([singpass使用可能]); id1([交付申請者])--オンライン申請1週間後-->id3{登録住所にパスワード届く}; id3{登録住所にパスワード届く}--->id2([singpass使用可能]);

singpass counterへ持参するもの

1：NRIC :(National Registration Identity Card)かFin numberの確認できるカード

2:パスポート(外国籍の場合この提示も求められます)

３：スマホやタブレット端末（Singpassをダウンロードしたデジタル端末）

交付までの１週間、は結構日数的余裕に差異があるので可能なら対面式を推奨します。不明点があっても翻訳機でタブレット端末を相手へ提示すればコミュニケーションは可能です。外国識別番号(FIN)所有者の人はパスポートも持参してください。あと「日本人は英語苦手」は、シンガポールでも知っている人は知っています。その場合逆に日本語で説明してもらえたります（相手の配慮と日本語スキルに応じて）。かなり少数なので基本翻訳機見せれば大丈夫です。

はこまる君

ただし、「行政機関からの郵便物」を株式口座や銀行口座、Sngaporepoolsの口座開設時の必要書類に転用可能性のある人は
オンライン申請して届いたパスワードの紙をそれに充当する選択肢もあります
急いでいないならオンライン申請で一枚確保しておくのも手です
僕はこれで株式口座開設時の提出書類に転用しました（パスワード箇所は提出不要。紙面の一部の写真で足ります）