シンガポール最西端Tuas（トゥアス）は夕日スポットだが夜はレイプ事件の影響で独り歩きは厳禁

シンガポールの国境があるTuasにシンガポール一般国民は住んでいません。住めません。

エプソンの工場がありますが2028年に閉鎖確定で350人が解雇とのことです。翌日解雇の企業もあるのにエプソンは優しいね！

さて、ではシンガポールの一般国民が住んでいる最西端がどこかご存知ですか。

そこよりも東です。下記画像に写っているセンターより数km東へ道なりにいくと複数の戸建住宅とHDBがみえてきます。そのあたりがシンガポール国民の居住エリアの最西端だそうです。

そのエリアから西は、シンガポール軍の管轄地域が広がっています。森へ行くにも立ち入り禁止エリアばかりです。

現在Tuasに住んでいるのは外国人労働者たちです。

あ、僕は違います。僕はシンガポールニートです。

Raffles Marina

シンガポールの最西端にあるホテル。披露宴可能なレイアウト。

レストラン複数あり。大雨や雷警報がでていなければ、港の先のゲートの先から灯台へ行くことができる。入場無料。港施設内に自販機あり。

平日でも釣り人がおり、灯台だけを撮影するには彼らの私物が映り込む。もっと海側におくという配慮は彼らにはないようだ。

シンガポールでは日本のように「写真撮影するから前の人は、後ろの人が隠れないよう屈んでください」は学校で教えないと聞いた。僕のシンガポール人家族から。

相手に期待するな精神。その方が争いやストレスは少なさそうである。

日が暮れる前にTuasを去る

2022年、Tuasの駅そばで当時32歳の女性が、バングラデシュ国籍の労働者男性２名に強引に連行され、レイプ被害にあいました。

翌朝彼女は頭や顔も傷だらけの状態で発見されました。

犯人は半日で逮捕されましたが（夜間でも監視カメラで人判別できている）、今でも治安が安心できるわけではありません。僕のシンガポール人家族は「Tuasだけじゃなく、ジュロンエリアは夕方以降行ってはいけない」の方針です。性別問わずです。

シンガポールでは、強姦罪は最高20年の懲役と罰金またはむち打ち刑に処せられます。

ちなみにシンガポールでレイプや傷害事件にあってしまった場合には、まず病院へいき緊急性の事情を伝え医師に性的暴行を診断してもらいます。

そして医師から警察へ連絡をしてくれます。もし医師がしない場合は自分で警察へ被害届をだしますが、医師の診断書が証拠になるので別途費用がかかる可能性あり。

シンガポールでは日本よりもみなさん積極的に被害届をだすので自分を責めることなく司法判断を仰ぎましょう。

弁護士費用が懸念点ですが、それは警察に相談した際に尋ねてみるとよいかもです。

僕の周りにこの手の被害者はいないので相場がわからないのですが、離婚の証明のための裁判では弁護士費用が約1,000万円近くかかったと僕のシンガポール友人が言っていました。おつかれ。

事件参照先

CNA(10Mar2022記事)