渡り鳥の聖地：飛島（山形県酒田市）

３回目の挑戦で出航しました。

１回目は2023年に新潟県の有人離島の翌日に酒田市にわざわざ宿泊してまで翌朝挑んだのですが欠航。酒田市のホテルは素泊まりでも安くはなく、港へのバスも非常に少ないためスーツケースMサイズをもっていくのが大変でした。

この港へ向かうためには朝６時台にホテルをでて徒歩とバスで向かう必要があったのでホテルにいた段階で欠航情報もインターネットにはお知らせなし。なんだこれ。前日に宿泊する価値がない。前日夜はタクシーも使ったのに無駄金使った感。

なので二度目の挑戦は、2024年５月下旬に羽田空港からの夜行バスで酒田市で下車しそのまま港へ向かう形をとりました。

二度目は午前の便がシケで欠航。

三度目は同日の午後の便。午後にSNSで運行確定情報が掲示されます。ちなみに発表時間になっても掲示されず、数分待たされました。

５月下旬から６月上旬は渡り鳥の飛来シーズンです。

山形県を含めた東北地方リストのリンクはこちら

飛島（とびしま）

・飛島（とびしま）
・所属海域：日本海
・フェリー（車乗船可）
・日帰り可能
・船のスケジュール　LINK
・参考website LINK
・島全域が国定公園（鳥海国定公園）に指定されているため、島内でキャンプはできない。
山形県に属するが、本土からの距離は秋田県のほうが近い。山形県で最も北に位置する有人離島。
古来、新潟県の粟島、佐渡島とは一直線に結ばれた海の道であり交流があった。
”まはらじま”では粟島・佐渡島のまはらびとと、飛島のまはらびとがチームを組んで登場する。
・島の名称の由来：
１）鳥海山の山頂が噴火によって吹き飛んで島になったという伝説（科学的には形成された年代が大きく異なる）^[4]。
２）古地図に海獣の名前を冠した「トド島」「トンド島」との表記から。
＊島内に祀られた小物忌神社は、鳥海山大物忌神社と対をなしている。

フェリー乗船はインターネットで事前予約が必須

そのためか、予約を代行している外国人がフェリーにいた。彼は外国人乗客らを船内へ案内後に下船していた。

彼が無料でやっている印象はなかったが、船員らが乗船を許可していていた様子から常連と思われた。

予約後に欠航しても通知は来ない

メールアドレス、電話番号、氏名、住所等、特定個人情報をインターネット予約時に入力が必須です。

ここまで情報を提供している利用客に対し、欠航時になにもお知らせをしない酒田市の運営担当者。

お知らせするメール配信システムの導入・構築がそんなに難しいことですか？仮に外部委託しなくてももっと簡易な方法で内部でも対応できるものに思えませんか？担当者が高齢者でIT分野が苦手なら、その人は戦力外なので、IT知識のある若い職員に業務改善を依頼してみるのはいかがですか？なぜそこまで工数の要しそうにない作業を何十年も未対応なのかが僕にはいまいち理解に苦しみます。

僕は１回目の乗船時に「欠航連絡ないんだこの行政」と知りました。他にも欠航を知らない乗客らが港に来ていて「連絡ないんだねー」と言いつつ立ち去っていました。ほんとそう思う・・・。

僕が新潟県の粟島に乗船予約した際は、連絡がありましたよ。

さらに言うなら、福岡県姫島は欠航のたびにメールアドレス登録者へ欠航連絡の一斉送信を毎回行なっています。僕はシンガポールに住んでいても姫島のメルマガに登録を維持しているので受信して九州の海上情報を参照しています。

これら他の行政との比較もあり、今回のことで酒田市役場の担当部署には良い印象はありません。

他県にいつまで遅れをとっているおつもりですか。

一方で、酒田市でお祭りの準備をしていた市民の方々と立ち話をしましたが、温厚で印象が良かったです。

毎年5月19日～21日に開催される酒田まつり

賽の河原（飛島）

今回は午後便の日帰りだったので約１時間しかありません。早歩きであちこち行き、この時期の花と鳥、海岸の撮影に専念。行きたかった神社がありましたがそこは獣道なのと１時間では往復で戻ってこられないと島の人に教えていただきました。

ここまでは往復１時間でギリギリといったところです。

酒田市に戻った後は最終便の高速バスで仙台へ移動

2023年に行った宮城県の有人離島に再度行くため。宮城県は有人離島が豊富です。

充電可能。free wifiつきでした。酒田駅近くにあるバスターミナルから乗車。バスターミナルのスタッフさんたちはとても丁寧でした。